こんにちは
お知らせ欄にも載せましたが、
現在鹿児島県のさつまいもの産地にて
『基腐病』が発生しております。
『基腐病(もとぐされびょう)』とは
病原菌を持つつるや塊根(種いも)を植えることで、
畑全体に広がり、害虫などによる傷によって菌の侵入が助長される。
感染した塊根は、収穫時に症状がなくても、
貯蔵中に腐敗することがある。
また、感染するとその苗は発育不良になったり、
立枯れ症状、葉が黄色くなったり、落葉するなどの影響が出る。
基本的に、1つの畑の一部で発生すると
その畑の芋は全部廃棄することとなります。
県、市町村、各農家で予防対策・発生後の消毒など
様々な対策が取られていますが、
この病気によって今年度、
県内のさつまいも・安納芋農家は
多大なる被害を受けているところもあります。
種子島の安納芋農家でも、
基腐病の発生が確認されており、
前年度の収穫量の1割程度になっている農家もあります。
野﨑ファームでも、基腐病の影響により
前年度の5割程度の収穫量となることが予想されております。
そのため、供給が前年度に比べ少なくなる可能性がありますが、
その分大切に育てた安納芋となりますので、
できるだけ皆様にお届けできるように頑張っております。
以上、今回は「基腐病」に関する話題でした!
少しずつ冬の足音が近づいてきましたので、
皆様、体調等お気をつけてお過ごしください